タイ語の5W1Hに入っていませんが、値段を聞く「いくらですか?」、数や年齢を聞く「いくつですか?」は何と言うのでしょうか。
>>タイ語の疑問詞5W1H いつどこで誰が何を、なぜどのように?
タイ語で「いくら?」と値段を聞く時は?
タイ語で「いくらですか?」と値段を聞く時は、
thâorai/thâorài
タオライ
と言います。
ちょっと混乱してしまいますが、正しくは เท่าไร(thâorai)ですが、口語では เท่าไหร่(thâorài)と言うので、それをそのままスペルにすることがあります。
質問する時は、男性は ครับ(khráp)女性は คะ(khá)を文末に付けてね!
タオライだけだと声調は ไหร่(rài)と低音だけど、ครับ(khráp)や คะ(khá)を付けると語尾が上がるね!
เท่าไหร่(thâorài)だけでも「いくら?」という意味になりますが、「値段はいくら?」と聞きたい時は、ราคาเท่าไหร่(raakhaa thâorài)と聞きます。
นี่เท่าไหร่ ครับ/คะ
nîi thâorài khráp/khá
กิโลเท่าไหร่ ครับ/คะ
kìloo thâorài khráp/khá
ทั้งหมดเท่าไหร่ ครับ/คะ
tháŋ mòt thâorài khráp/khá
また、タクシーなどで行先を告げて値段を聞く時は、
pai ○○ thâorài khráp/khá
となります。(○○には目的地を入れます。)
กิโล(kiloo)キロ(kg)、1キロ
※กิโลกรัม(kilookrám)の略
ทั้งหมด(tháŋmòt)全部
年齢をたずねる「いくつ?」はどう言う?
年齢をたずねる時も同じく เท่าไหร่(thâorài)を使って聞きます。
คุณอายุเท่าไหร่ ครับ/คะ
khn aayú thâorài khráp/khá
ลูกชายอายุเท่าไหร่แล้ว ครับ/คะ
khn aayú thâorài lɛ́ɛo khráp/khá
อายุ(aayú)は「年齢」という意味なので、年齢を言う時や答える時は、
aayú 26 pii khráp/khâ
26歳です。
と「年」という意味の ปี(pii)を付けて答えます。
答える時は、男性は ครับ(khráp)女性は ค่ะ(khâ)になるよ!
また、เท่าไหร่ を使わずに、
aayú kìi pii khráp/khá
と聞くこともあります。
กี่บาท(kìi bàat)何バーツ(いくら)
กี่คน(kìi khon)何人
กี่โมง(kìi mooŋ)何時
となります。
12歳以下の子供の年齢は、ปี(pii)ではなく ขวบ(khuàp)を使うので、子供に年齢を聞く時は、
อายุกี่ขวบ ครับ/คะ
aayú kìi khuàp khráp/khá
กี่ขวบแล้ว ครับ/คะ
kìi khuàp lɛ́ɛo khráp/khá
という感じで聞き、答える時は、
อายุ5ขวบ ครับ/ค่ะ
aayú 5 khuàp khráp/khâ
10 ขวบแล้ว ครับ/ค่ะ
10 khuàp lɛ́ɛo khráp/khâ
のように、年齢の後に ขวบ(khuàp)を付けます。
อายุのもう1つの使い方
余談ですが、อายุ(aayú)は人や動物の年齢を表すだけではありません。
หมดอายุ(mòt aayú)で「期限切れ」という意味になります。
主に食べ物に使うことが多いので、หมดอายุแล้ว(mòt aayú lɛ́ɛo)で、「もう期限(賞味期限)が切れている」と言う意味になります。
หมด(mòt)は「全部」という意味の他に「尽きる/使い果たす」という意味もあるので、例えばお店に何か買いに行って、
หมดแล้ว(mòt lɛ́ɛo)と言われたら「もう売り切れた」という意味になります。
กินหมดแล้ว(kin mòt lɛ́ɛo)だと「もう全部食べちゃった!」だね!
数をたずねるタオライ
数、個数を聞く時にも เท่าไหร่(thâorài)を使うことがあります。
ao thâorài khráp/khá
いくつ(いくら)いりますか?
と聞かれれば「いくついるか」と個数を聞いているか、または、いくら分いるかを聞いています。
タイ語の「いくらですか?」「いくつですか?」のタオライの使い方 まとめ
お買い物で必須のタイ語「いくらですか?」のタオライ、色んな使い道があるんですね。
タオライ=値段だと覚えてしまうと後で混乱してくるので、数を聞いていると覚えて方が良さそうですね。
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