タイ語の「何?」アライの使い方と会話例。失礼な言い方に注意

タイ語の5W1H、今日はWHAT「何」について。

「何してるの?」「何が好きですか?」「これは何ですか?」など、どうやって言うのしょうか。

質問方法と答え方をご紹介します。

>>タイ語の疑問詞5W1H いつどこで誰が、なぜどのように?

タイ語で「~は何ですか?」はどう言う?

タイ語の「何」は

อะไร
arai

です。

初対面でよく使う文章にありますね。

あなたの名前は何ですか?
คุณชื่ออะไร ครับ/คะ
khun chʉ̂ʉ arai khráp / khá

男性はครับ(khráp)女性はคะ(khá)を付けて聞くと丁寧になっていいよ!

他にもよく使う会話では、

これは何ですか?
นี่คืออะไร ครับ/คะ
nîi kʉʉ arai khráp/khá
何をしているのですか?
ทำอะไรอยู ครับ/คะ
tham arai yùu khráp/khá

これは現在進行形ですね。
>>タイ語の現在進行形 ~しているところです 言い方と会話例

弟は何が好きですか?
น้องชายชอบอะไร ครับ/คะ
nɔ́ɔŋchaai chɔ̂ɔp arai khráp/khá
何食べる?
กินอะไร
kin arai

กินอะไรดี(kin arai dii)だと、何を食べたらいい?⇒「何食べよう」という感じで使えるよ!

ทำอะไรดี(tham arai dii)だと、何したらいい⇒「何しよう」ってことね!

例えば市場や商店に行って商品を見ていると、お店の人に

เอาอะไร ครับ/คะ
ao arai khráp/khá
何が欲しいですか?
หาอะไร ครับ/คะ
hǎa khráp/khá
何を探してるのですか?

と言われます。

お店の人の「何がいるの?」「何にしましょう」と言った決まり文句ですね。

相手が自分よりうんと年のいった人だと、

เอาอะไรลูก
ao arai lûuk

と、ลูก(lûuk)を付けて言われることもあります。

ลูก は、子供という意味ですが、自分の子どもでは無い場合にも親しみを込めて使います。

聞き返す時のアライナ?

相手が言ったことを聞き返す時、「何?」「なんて?」と言いたい時もこの อะไร(arai)を使って、

อะไร(arai)
อะไรนะ(arai ná)

と言います。

นะ(ná)を付けた方が柔らかくなります。

ただ、言い方によってはかなりぶっきらぼうな印象になるので、親しくない人や目上の人には必ず、男性は ครับ(khráp)/女性は คะ(khá)を付けて、

อะไรครับ/คะ(arai khráp/khá)
อะไรนะครับ/คะ(arai ná khráp/khá)

と言った方が無難です。

さらに、確実に怒った感じに聞こえる言い方として

อะไรวะ
arai wá

というのがありますが、これはもう ครับคะ を付ける以前の言い方で、怒りを露わにしている様が出ます。

人に対して言う時はもうケンカ腰だと思った方がいいくらいですが、何かうまく行かない時に物に対して、または自分に対して独り言のように อะไรวะ アライワッ!ということもあります。

アライの他の使い方

他にもアライの使い方はあります。

อะไรเอย
arai əəi

と言うと「何かな?」「何でしょう?」という感じになるので、なぞなぞやクイズの前に付けて「~は何でしょう?」「~は何かな?」と出題するときにも使います。

タイ語の「何?」アライの使い方と会話例 まとめ

どんな言葉もそうだと思いますが、言い方によってはとっても失礼になることがあります。

こちらが外国人で悪気無いと気付いてくれる人ならいいですが、そうとも限らないので注意した方がいいですね。

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