タイ語の子音と母音を覚えたら、最も曲者だけど重要な声調に進みます。
タイ語の声調ルールは少し複雑な上に例外も多いので、1つの段階だけで終わらず、最後まで進めて下さい。
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タイ語の声調の種類
声調とは、声の高さを上下させること、そのパターンのことです。
タイ語ではวรรณยุกต์(wannayúk)、英語ではトーン(tone)。
日本語は声調言語ではありませんが、例えば、「花」と「鼻」は高低(イントネーション)が違いますよね。
「完成」と言う時と、「未完成」と言うときの「かんせい」の声調は高低が違います。
そういった声調の違いによって単語の意味が変わってくるのがタイ語の特徴です。
タイ語の声調は5つあり、声調記号は4つあります。
こちらに詳しく解説しています。
タイ語の声調記号と声調ルールの関係
タイ語の声調ルールは、声調記号が分かれば声調も分かる、というものではありません。
ここが混乱するところですが、各単語によって、声調記号の声調ルールが変わるんですね。
その単語は、子音の種類によって分けられます。
子音は3つのグループに分けられているので、声調ルールは大まかに3つあるということになります。
タイ語の声調記号と声調ルール 中子音
まずは、もっとも分かりやすい声調ルールのグループから学んでいくと分かりやすいです。
一番簡単な声調ルールはこちら。
タイ語の声調記号と声調ルール 高子音
中子音の声調ルールを覚えたら、次に覚えるのはこちらの高子音のルール。
先ほどの中子音の声調ルールとは少し違います。
タイ語の声調記号と声調ルール 低子音
残るは低子音の声調ルールです。
低子音は子音の数も一番多く、ルールも上の2つとはガラリと変わってくるので混乱しがちです。
なのでまずは中子音、高子音をしっかり覚えてから低子音に進むことをおススメします。
タイ語の声調記号と声調ルール 低子音を高子音ルールにする
3つの子音ごとにルールを覚えたら、さらに覚えるべきもう1つのルールがあります。
えー!と思うかも知れませんが、これは、低子音の声調ルールを高子音のルールにするというだけなので、難しく考える必要はありません。
落ちついて、ゆっくり単語を見てみるといいですね。
タイ語の声調記号と声調ルール 低子音を中子音ルールにする
最後は、低子音が中子音のルールになるケース。
このケースは、ルールを覚えるまでもなく、単語ごと覚えてしまえばいいだけです。
ただ、使用頻度の高い単語ばかりなので、確実に覚えておいた方がいいです。
タイ語の特別ルールと例外
ここまで全てを終えたら、実はまだある特別ルール。
声調も大きく関わってくるので、基礎と声調に慣れてきてから特別ルールに進むと理解しやすいと思います。
タイ語の読み方 声調記号と声調ルールを覚えよう まとめ
タイ語の読み書きは声調でつまずく方が多いようですね。
でも、覚えてしまえば後は声に出して読んで練習していくうちに身に付いていくので、1つずつ、1ルールずつ進んでいくといいですよ。
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