タイ語で 誰か来ました、どこかに行きました、はどう言う?

タイ語で、誰か、何か、どこか、はどう言うのでしょうか。

誰かが来た」「誰かいますか?」「どこかに行った」「どこか行きたいところある?」「何かありましたか」などの言い方と応用です。

>>タイ語の疑問詞5W1H いつどこで誰が何を、なぜどのように?

タイ語の「誰か」の言い方は?

まずは「誰か」、英語のsomebody。

タイ語で「誰かが電話してきました」とか「あの人は誰かと喋ってるよ」と言う時に使うのは、

ใครไม่รู้
krai mâi rúu
クライマイルー

です。

ไม่รู้(mâi rúu)知らない、分からない

直訳すると、「知らない誰か」「誰か知らない」となります。

そのまま「誰かは知らない」という意味でも使えるので、前後の会話次第ですね。

例えば、

แม่คุยกับใครไม่รู้
mɛ̂ɛ khui kàp khrai mâi rúu
お母さんは誰かと話してる
お母さんは(私の知らない)誰かと話てる
พ่อไปกับใครไม่รู้
phɔ̂ɔ pai kàp khrai mâi rúu
お父さんは誰かと行く
(私の知らない)誰かと行く

この場合「誰と行くか知らない」「誰と行くか分かりません」という意味にもなります。

または、

มีใครไม่รู้มา
mii khrai mâi rúu maa
誰か来る/来た
(私の知らない)誰かが来る

という言い方もできます。

質問する時の「誰か」

「誰かいますか?」「誰か来ますか?」と質問したい時は ใคร(khrai)を使って

誰かいますか?
มีใครอยู่ไหม ครับ/คะ
mii khrai yùu mǎi khráp/khá
ミー クライ ユー マイ クラップ?/カ?
誰か来ますか?
มีใครมาไหม ครับ/คะ
mii khrai maa mǎi khráp/khá
ミー クライ マー マイ クラップ?/カ?
と聞くことができます。

質問する時は、男性は ครับ(khráp)女性は คะ(khá)を文末に付けて質問すると丁寧になるよ。

タイ語の「どこか」

続いて「どこか」英語の somewhere に当たる言い方です。

タイ語の「どこか」は

ที่ไหนไม่รู้
thîi nǎi mâi rúu
ティーナイ マイルー

と言う言い方ができます。

例えば

ไปไหนไม่รู้
pai nǎi mâi rúu
どこかに行った
(どこに行ったか知らない)
กินที่ไหนไม่รู้
kin thîi nǎi mâi rúu
どこかで食べる/食べた
(どこで食べるか知らない)

となります。

探し物が見付からない時も「(物が)どこかに行ってしまった」と言う意味で ไปไหนไม่รู้ と言うよ。

また、別の言い方で、

กินที่ร้านหนึ่ง
kin thîi ráan nʉ̀ŋ
あるお店で食べる

と言う言い方もあります。

ร้านหนึ่ง=あるお店、とあるお店
ร้าน(ráan)お店
หนึ่ง(nʉ̀ŋ)ひとつ

答える時は、男性は ครับ(khráp)女性は ค่ะ(khâ)を文末に付けると丁寧になるよ。

「どこか行きたいところある?」と質問したい時

「どこか行きたいところありますか?」と質問する時は、

คุุณอยากไปไหนไหม ครับ/คะ
khun yàak pai nǎi mǎi khráp/khá

*ไหน=ที่ไหน

と、ไปไหน(pai nǎi)をそのまま使って言うことができます。

タイ語の「何か」はどう言う?

タイ語の「何か」英語の somthing のような単語は、、、もうお分かりですね。

อะไรไม่รู้
arai mâi rúu
アライ マイルー

となります。

例えば、

เขาพูดอะไรไม่รู้
khǎo phûut arai mâi rúu
彼が何か言ってる
(彼が何言ってるか分からない)
เขาทิ้งอะไรไม่รู้
khǎo thíŋ arai mâi rúu
彼が何かを捨てた
(彼が何を捨てたか分からない)

と言う使い方ができます。

「何かあったの?」と質問したい時

「何かあったの?」「どうかした?」と聞きたい時は、

มีอะไรไหม
mii arai mǎi
ミー アライ マイ?

と聞くことができます。

このままだと物理的に「何かある?」という意味でも使えるので、あえて「何か問題ある?」と聞きたい時は、

มีปัญหาอะไรไหม
mii panhǎa arai mǎi
ミー パンハー アライ マイ?

*ปัญหา(panhǎa)問題

となります。

タイ語で 誰か来ました、どこかに行きました まとめ

なぜこの言い方に気付いたかと言うと、日本語を話すタイ人の知人がよく「誰知らない」とか「どこ知らない」と言っていたからです。

「誰か」「どこか」「何か」という日本語の表現に慣れなかったんでしょうね。

お陰で勉強になりました。

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