タイ語の「もし~ならば」「もし~だったなら」「例えば~だっとして」「もし可能ならば」など、もし、と仮定して話すことありますよね。
ありえる仮定の場合、ありえない仮定の場合、など状況別の言い方と例文をご紹介します。
もし~ならば、、、の言い方
タイ語で「もし~ならば」と言う場合は、
thâa
ター
を使います。
ถ้า(thâa)の後に仮定することを続けて、ถ้า~「もし~ならば」となります。
例えば、
ถ้า หิมะ ตก ฉัน อยาก จะ ปั้น ตุ๊กตา หิมะ
thâa hìmá tòk chǎn yàak jà pân túkkataa hìmá
ター ヒマ トック チャン ヤーク ジャ パン トゥッカター ヒマ
ผม จะ ไป ทำงาน ถ้า ฝน ไม่ ตก
phǒm jà pai thamŋaan thâa fŏn mâi tòk
ポム ジャ パイ タムガーン ター フォン マイ トック
ถ้า เจอ กับ เขา บอ่ก เขา หน่อย นะ
thâa jəə kàp khǎo bɔ̀ɔk khǎo nɔ̀ɔi ná
ถ้า มี เวลา ทำ ความ สะอาด ได้ ไหม
thâa mii weelaa tham khwaam saàat dâi mǎi
ター・ミー・ウェーラー
ถ้า มี เงิน หนึ่ง ล้าน บาท คุณ จะ ซื้อ อะไร
thâa mii nʉ̀ŋ láan bàat khun jà sʉ́ʉ arai
ทำความสะอาด(tham khwaam saàat)掃除
「もし~ならば○○する」の場合、ถ้า~は「○○する」の前でも後でも構いません。
ถ้า~は冒頭でなくてもいいってことね!
英語のように、あり得ることかあり得ないことかで動詞や文体が変わることはありません。
タイ語はもともと未来を表す จะ(jà)や、僕や私などの主語を省略することが多いので、ถ้า~(thâa)を使った文章も同じように省略できます。
もし可能ならば、、、の使い方
「もしできたら、、、」「もし可能ならば、、、」と自分の希望(要望)を言ったり何かお願いした時に、
thâa pen pai dâi
ター ペン パイ ダイ
を使います。
英語で言う「if possible ~」ですね。
例えば、
ถ้า เป็นไปได้ ผม อยาก จะ กลับ พรุ่งนี้ ครับ
thâa pen pai dâi phǒm yàak jà klàp phrûŋníi khráp
ター ペン パイ ダイ ポム ヤーク ジャ クラップ プルンニー
もし~ならば、のフォーマルな言い方
他にも「もし~ならば」で使える表現があります。
それは、
hàak
ハーク
です。
「もし~なら」「もし~の場合は」という意味で使います。
ถ้า(thâa)~は主に口語で使われるのに対して、หาก(hàak)はフォーマルな会話や文語で使われることが多いです。
ถ้าหาก(thâa hàak)とも言います。
タイ語は、同じような意味の単語を2つくっつけて1つの単語にしちゃう、っていうのが多いよ。
hàak kə̀ət phɛ̀n din wái tɔ̂ɔŋ dàp fai hâi mòt
もし地震が起きた場合は、火を全部消さないといけない。
ŋaan jà yók lə̂ək hàak fǒn tòk
もし雨が降ったら行事は中止です。
ニュースでもよく使われる表現ですね。
ยกเลิก(yók lə̂ək)キャンセル、中止する、解約する
例えば~だとしたら、の「もし~」
もう1つ、微妙にニュアンスが違う「もし~ならば」に
sǒmmút
ソムムット
があります。
「仮に~だとしたら」「たとえば~だったとしたら」という仮定や想定に使います。
今気付きましたが、この声調は例外ルールですね。
มติ はルール通りに読めば mót なのに、この場合は sǒmmút になります。
sǒmmút wâa mii kâoîi yùu thîi nîi khun jà nâŋ thii nǎi
たとえばもしここにイスがあったとしたら、あなたはどこに座る?
タイ語 もし~ならば、もしできれば の使い方 まとめ
色んな「もし~だったら」を考えると楽しいですね。
夢が膨らみます。
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