タイ語の疑問詞5W1H、いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように、どうした、それぞれの言い方と例です。
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タイ語の疑問詞5W1H
タイ語の疑問詞も5W1H、When「いつ」、Where「どこで/どこに」、Who「誰が/誰に/誰を」、What「何を」、Why「なぜ/どうして」、How「どのように/どうやって」があります。
順番に見ていきましょう。
タイ語の「いつ」
タイ語の「いつ」は เมื่อไหร่(mʉ̂arài)(ムアライ)を使います。
ไปเมื่อไหร่(pai mʉ̂arài)で「いつ行くの?」となります。
実際の会話では、過去と未来を区別する単語が適当に省略されてしまいますが、確実に過去か未来かを言いたい時は、จะ(jà)と แล้ว(lɛ́ɛo)を上手に使うといいですね。
เมื่อไหร่จะไป(mʉ̂arài jà pai)
どちらも同じ「いつ行くの?」ですが、言い方によって微妙に印象が変わってくる言い方です。
色んなパターンの「いつ」の会話例、ムアライ以外の「いつ」など詳しくまとめました。
タイ語の「どこで」「どこに」
「どこ」「どこに」「どこで」と場所を聞くための疑問詞「どこ」、
これは、ที่ไหน(thîi nǎi)(ティーナイ)を使います。
タイ人が挨拶代わりによく聞く「パイナイ?」は実はこの「どこ」 ที่ไหน(thîi nǎi)から来てるんですね。
ที่ไหน(thîi nǎi)を使った質問の仕方や答え方、会話例を集めました。
タイ語の「誰が」「誰に」「誰を」
続いて「誰」は、ใคร(khrai)(クライ)です。
「近い」ใกล้(klâi)と「遠い」ไกล(klan)とカタカナで書くと同じ「クライ」ですが、発音や声調が違います。
「誰が」「誰に」「誰を」はどれも同じ ใคร(khrai)をそのまま使いますが、文章に入れる場所が違ってきます。
ใครมาหา(khrai maa hǎa)
誰が会いに来るの/来たの?
มาหาใคร(maa hǎa khrai)
誰に会いに来たの?
は文章の並びが変わっただけですが、意味が違いますね。
タイ語の「何」「何を」
タイ語の「何」「何を」は อะไร(arai)(アライ) 。
「あなたの名前は何ですか?」は
คุณชื่ออะไร(khun chʉ̂ʉ arai)
と聞きます。
個人がやってるような小さいお店や屋台に行くと「เอาอะไร(ao arai)」と聞かれることがありますが、
これは「何が欲しい?」つまり「何を買いに来たの?」「何をお求めですか?」ということですね。
他にも、聞き返す時の「アライナ?」や、怒りを表す「アライ」、クイズやなぞなぞで使う「~は何でしょう」など、色んな使い方ができます。
タイ語の「なぜ」「どうして」
タイ語の「なぜ」「どうして」は ทำไม(tham mai)(タムマイ)です。
日本人には「タンマイ」や「タンマエ」と聞こえるかも知れません。
単純に「なぜ?」と聞く場合は ทำไม(tham mai)ですが、
「どうして○○したの?」とちょっと責める時の言い方や、「どうしたの?」と聞きたい時、
またはちょっと遠まわしに「OK」と言う意味になる言い回しなど、色んな使い方があります。
タイ語の「どのように」「どうやって」
タイ語の「どのように~する/した」「どうやって~する/した」は、อย่างไร(yàaŋrai)。
親しい間柄での日常会話では ยังไง(yaŋ ŋai)と言うことも多いです。
「どうやって行くの?」「どうやって食べるの?」「どうやって買うの?」と聞く時もこの อย่างไร(yàaŋrai)を使います。
また、「どうやって~したらいい?」と言う時は「良い」と言う意味の ดี(dii)を付けて~ อย่างไรดี(yaŋ ŋai dii)となります。
状況に応じた質問方法や使い方を覚えましょう。
いくらですか?と値段を聞くには?
5W1Hには入っていませんが、値段を聞く「いくらですか?」、年齢や数を聞く「いくつですか?」は、เท่าไหร่(thâorài)を使います。
買い物での値段の聞き方、年齢の聞き方など会話例も合わせてどうぞ。
タイ語の疑問詞5W1H まとめ
タイ語の5W1H、これが言えないことには聞きたいことも聞けないですからね。
最初は疑問詞だけでも言えるようになって、ゆくゆく文章にできるといいですね。
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