タイ語の文法について解説します。
主語や動詞、目的語、修飾語の並べ方と言った基本から、疑問&否定文、過去&未来形、現在進行形などを覚えていきましょう。
タイ語の文法 順番と並び
タイ語の文法について解説します。
タイ語の文法は基本的に、
の順番になります。
英語と同じですね。
ฉัน ไป โรงเรียน
chǎn pai rooŋrian
(私は学校に行く)
ผม ดู หนัง
pǒm duu nǎŋ
(僕は映画を観る)
เขา ชอบ ส้มตำ
khǎo chɔ̂ɔp sômtam
(彼はソムタムが好き)
となります。
タイ語では、英語や日本語のように必ずしも前置詞が必要というわけではありません。
変則的な文法も出てきますが、まずはこの基本形を覚えれば、知っている単語を並べて会話することができますね。
タイ語の文法 修飾語はどこに付く?
続いて、単語を説明する修飾語。
「きれいな人」や「とても美味しい」「赤い服」など、名詞や動詞、形容詞を説明するための形容詞や形容動詞などですね。
日本語では、修飾語+○○の順番ですが、タイ語では
と逆になります。
人 きれい
คน สวย
khon sǔai
美味しい とても
อร่อย มาก
arɔ̀ɔi mâak
服 赤い
เสื้อ สีแดง
sʉ̂a sĭidɛɛŋ
という順番ですね。
2つ以上ある場合は
服 赤い 大きい
เสื้อ สีแดง ใหญ่
sʉ̂a sĭidɛɛŋ yài
のようになります。
これに、先ほどの基本の文法を加えて
ฉัน พบ คน สวย
chǎn phóp khon sǔai
เขา ทำ อาหาร อร่อย
kǎo tham aahǎan arɔ̀ɔi
เขา ใส่ เสื้อ สีแดง
kǎo sài sʉ̂a sĭidɛɛŋ
となります。
タイ語の疑問文
では、疑問文にする時はどうするのでしょうか。
タイ語の疑問文は、文章の最後に ไหม(mǎi)を付けるだけです。
例えば、
ไปกินข้าว
pai kin khâo
ไปกินข้าวไหม
pai kin khâo mǎi
動詞の変化や単語の並び替えは必要ありません。
また、「~ですよね?」という場合は ใช่ไหม(châi mǎi)を使うことがあります。
他にも色んな言い方があるので、こちらにまとめました。
タイ語の5W1H
疑問文の中でも「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どのように」が聞きたいこともありますよね。
その場合は、先ほどのようにマイ ไหม(mǎi)は使わず、それぞれの疑問詞を使った言い方をします。
>>タイ語の疑問詞5W1H いつどこで誰が何を、なぜどのように?
タイ語の否定文
タイ語の否定文「私は〜しません」「~ではありません」は ไม่(mâi)を使います。
疑問文のマイとは違う声調のマイです。
ฉันกินเหล้า
chǎn kin lâo
ฉันไม่กินเหล้า
chǎn mâi kin lâo
また、ไม่ใช่(mâichâi)を使った言い方もあります。
タイ語の過去形と過去完了形
タイ語の過去形「私は〜に行きました」「私は〜をしました」と過去形にする場合は、
ฉันไปประเทศไทยอาทิตย์ก่อน
chǎn pai pràthêet thai aathítkɔ̀ɔn
と、過去の時「昨日」「先週」「去年」「前の○曜日」を付けるだけで「過去の話」ということになります。
分かりやすいですね。
そして、แล้ว(lɛ́ɛo)を付けると「もう~した」という過去完了形になります。
タイ語の未来形と未来完了形
過去を覚えたら次は未来形。
「私は〜するつもり」「明日は〜でしょう」など、未来のことを言う時は จะ(jà)を使います。
ฉันจะไปกรุงเทพ
chǎn jà pai kruŋthêep
また、จะ(jà)と แล้ว(lɛ́ɛo)を両方使った未来完了形もあります。
タイ語の現在進行形
タイ語の現在進行形「私は〜しています」「今~しているところです」は、กำลัง~ อยู่ (kamlaŋ ~ yùu)を使います。
กำลังทำการบ้านอยู่
kamlaŋ tham kaan bâan yùu
この応用で「今ちょうど~しようとしているところ」とか「もうすぐ~する」と言った言い方や、「~しようと思ったのに」と言う言い方もできます。
タイ語の文法 基本の順番と例文 まとめ
タイ語の文法はそこまで意識しなくても自然と身に付くなと思ってるんですが、シンプルなだけに混乱することも多いです。
どんどん会話して覚えていきたいですね。
コメント